ギフテッドの子が学校を嫌がる理由とは?合わないときの関わり方

「学校に行きたくない」そんな言葉をお子さんが口にしたことはありませんか?

たとえ、
・問題なく通っている
・勉強もできる
という様子だったとしても、本人はどこか満たされていなかったり、疲弊していたりすることも。

「わがままなのでは?」
「やる気の問題?」

そう感じてしまうこともあるかもしれません。でも実はそこには理由があることがしばしばです。

よくある相談

勉強もできて、お友達とも仲良くしている様子だから、担任の先生から「何の問題もないですよ」って言われるんですが、学校への行き渋りがひどくて

こういったご相談、とても多いです。なんとか通学されているケース、休み休み登校されているケース、通学を諦められたケース等、様々ですが、その根底には共通した原因があることが多いです。


このような不安定な状況の中で、迷い迷い生活されているご家庭は非常に多いです。
今回は、実際の現場での関わりをもとに、学校を嫌がる理由と対応策を整理していきます。

※本記事は、ringOスクールでの実際のご相談内容をもとに構成したインタビュー形式でお届けしています。

ギフテッドの子が学校を嫌がる理由

具体的にはどういったケースがこれまでにありましたか?

例えば、家では元気いっぱいで好きなことに没頭していて。けれど、登校前になると行き渋りを起こしたり、帰宅後はぐったりしてしまったりというお子さん(Bさん)がいました。担任の先生に聞くと、「学校では問題なく過ごしている」と返答が返ってくるようでした。しかし、ある日突然、限界を迎えたように学校に行けなくなってしまいました。

担任の先生からは、どうして問題ないように見えるのでしょうか?

Bさんの場合は、状況に敏感に反応し、過剰適応していたことが大きな要因でした。「今求められていること」を、子どもながらに考えながら行動していたようでした

結果として学校では”問題なく”過ごせているのに、どうしてBさんの中では「行きたくない気持ち」や「疲れ」が大きく出たのでしょうか?

Bさんが自分らしく過ごせていないのが大きな原因です。「学びたいこと」と授業とのズレ、「話したいこと」と友人関係とのズレなどの中で生活するのはとても大変です。Bさんは、そういった環境の中で、「どういう行動をとるべきか」を考え生活をしてしまっていたことも大きな疲れにつながっていたようでした。


このように、問題なく学校に通えているようにみえるものの、環境と自分とのズレによって、心のなかに大きなモヤモヤを抱えているお子さんはとても多いです。また、心が疲弊していくと、結果として「自分が好きなこと」に対しても無気力になっていってしまいます。

こういった状況に陥ってしまっているお子さんに対しては、どのように関わっていくのが良いのでしょうか。

学校を嫌がる子どもとの関わり方

ringOスクールにおいて、Bさんとは、どう関わっていったのでしょうか

Bさんとの関係においては、まず第一に「自分らしくいていいんだ」と思える時間づくりを心がけて関わっていきました。具体的には、授業に関しても、Bさん自身が「必要だ」「楽しい」と思えることを丁寧に聞き取り組み立てていきました。

そういった関わりにおいて、Bさんに変化はありましたか

ありました。「自分らしくいていいんだ」という実感とともに、「実はこれが好きで!」「こんなことしたい!」などBさん自身の心の声を言葉にしてくれることが増えていきました。すると段々、「実は、学校の授業の中で体育は好きで」や「算数は簡単すぎて苦痛」など、どうして学校を嫌がっていたのか、逆にどういった部分には楽しさを感じていたのかといったことが見えてくるようになりました。そういった気持ちを整理して、Bさんは、①校長先生との卓球するために昼休みだけ登校する→②体育とクラブ活動がある日は登校する→③ほぼ毎日登校と、今の気持ちや体調/体力を踏まえて、登校頻度を少しずつ増やしていくことができるようになりました。

こういった「自分らしくいられる」環境の中において、子どもたちは自分の気持ちを少しずつ整理していくことができます。整理が進むと「体育がある日は行こう」など、自分のペースに合わせて、学校生活の在り方を選択していくことが可能となってきます。成長に伴う体力上昇や心境の変化などで「学校に行こう」と大きく変化する場合も少なくありません。そうなる可能性も踏まえて「学校嫌い」「絶対行きたくない」と完全拒否にならないように気持ちを整理していってあげることが大切です。

ご家庭でできる関わり

親ができることはあるのでしょうか?

お子さんにとって、親御さんは第一の理解者であってほしい存在です。だからこそ、じっくり丁寧に、お子さんの声を聞き、現状を把握していくことがまず重要です。「自分らしくいられる場所」が複数あることに越したことはないですが、まず第一にご家庭がそうあれる場であることが望ましいです。子どもだからと軽視せず、「子どもの声」にしっかりと耳を傾けてあげて下さい。

学校環境も少しずつ変化し、対応の柔軟性も増しています。子どもの気持ちをもとに、学校との関係性を、先生方と相談していけると望ましいでしょう。

その子にあった学び方を見つけるために

ただ、必ずしも「学校」に囚われる必要はありません。子ども自身が「どうありたいのか」に沿って、学習環境を整えていけることが一番望ましいです。

ringOスクール在籍のお子さんたちも、家庭学習、選択的登校のご家庭がとても多いです。そういったあり方も踏まえて、一緒に考えさせていただく/サポートしていくということをringOスクールでは行っています。

家庭内だけで子育てを完結する必要はありません。むしろ、様々な居場所を持つことで、お子さまの安心感は増大していきます。
ringOスクールも、そういった「安心できる居場所」を目指して運営をしています。

「少し話を聞いてみたい」と感じられた方は、こちらからお問い合わせください。

「いきなり利用するのは不安…」という方もいらっしゃると思います。初回は無料でご相談いただけますので、親御さんの発散の場として、お気軽にお問い合わせください◎

ringOスクールについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧いただけます。

 

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